(リンクフリー 転載・拡散歓迎)  新たな”知”の交流と”志”を求めて

第10回(2014.09.13)

取り上げる本は今年の5月に刊行された赤坂真理『愛と暴力の戦後とその後』(講談社現代新書)です。
著者は、東京オリンピックの年、1964年生まれの作家で、 2012年、『東京プリズン』により第66回毎日出版文化賞、第16回司馬遼太郎賞受賞。2013年、同作により第23回紫式部文学賞受賞しています。この小説は、太平洋戦争、東京裁判、天皇の戦争責任といった問題に、高校生時代のアメリカ体験で、出合い、困惑し、考えた体験をもとに、戦後世代の戦後を描き出したもので、話題を呼んだ小説でした。本書は、さらにエッセイのかたちで、戦後の問題を扱っています。作家の感性で捉えた自分史と戦後、歴史家や評論家にない語りがあり、できれば『東京プリズン』とともに読まれると、より興味がわく内容です。

powered by HAIK 7.0.5
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional